2006年は梅雨なのか夏なのか?
06,07,15,記06,07,25,ひとまずこのサイト終了、最後に総括文アップ
このところの夏のような天気はどうも小笠原高気圧みたいなのが居座っているからだと思います。
いつもの場所より北にあり三陸沖高気圧と名付けたいですが、
又梅雨前線がなんと東北地方を横切っている!
そのせいで南東の湿った暑い空気が入り込み大陸からの冷たい空気と触れ積乱雲が立ち上る不安定な模様になっている。
等圧線をそのままにして日本列島をぐっと北に移動すると丁度普通の夏の天気図になりますね。
ということは日本列島の緯度が10度(距離にして約1000キロメートル)ほど南に移動しているのか?
今日の多摩地方の夕立はすざましかった、はまるで南方のスコールみたいだった。(瞬間的停電5〜6回)
ちなみに台湾西側の大陸にある低気圧は台風4号崩れ
台風(5号以上)が発生したら全く違う展開になると思うが下記の画像は7月15日発表の予想図
と22日まで実況図更新してみます。

16日予報図

17日予報図

17日実況図

18日予報図

18日09時衛星画像

19日予報図
南にチラリと半分赤く見えるのは台風5号?

15日に予想していた通りに台風5号発生
チベット方面から張り出してきた高気圧に
押されなければ良いけど、日本にとっては
今頃になって梅雨本番みたいだけど
降り方はまるでスコール

20日予報図


実際の20日朝9時の
ひまわり衛星写真
益々見事な梅雨本番の様子だ
7月15日の段階では明後日
梅雨明けかと思っていたが
かなり怪しくなってきた

21日予報図

米軍の台風情報は5日後まで公表される


幸い少しずつ沖縄に近づくにつれ
海水温からのエネルギーの補給が減って
強い台風から弱まるみたい
7月22日の予想図

さすがにここまで来ると梅雨明けだと思うけど
まだ大陸にある低気圧から寒冷前線発生しそう。

そうしたら又不安定な気圧配置になり夕立か?

日本の法律では台風予想3日先迄しか公開出来ないみたいだけど
米軍のサイトは5日先迄見ることが出来るので
ヨットにはありがたい

画像は7月23日19:00〜24日18:00迄の過去24時間雨量です

今回のこのサイトはひとまずこれで終了としますが7月15日にアップした時まさかこんな事になるとは想像してなかった。
25日現在、今年の梅雨明けは8月になりそうだと気象庁が発表している。偏西風の蛇行による影響もあるそうだが最初に僕が指摘したことに間違いは無いと思う。

福岡管区気象台によると、18日午前0時の降り始めから23日午後3時までの総雨量は、宮崎県えびの市で1264ミリを記録して平年の7月ひと月分(827ミリ)を上回ったほか、鹿児島県さつま町で1237ミリ、熊本県球磨村で900ミリに達したそうだ。
1262ミリといえば1,2bですよ!
これが平面全部に降るということは驚くべき事だ。
まして最近の森のや里山、田圃の減少、地面のアスファルト化、等々を思うと災害は人的災害としか思いようがない。たとえこの異常気象が地球の自然な変動としても。
人間が地球に誕生して破壊方向に向かっているのも自然現象なのかもしれない。
いろいろな生物が誕生して消滅していったように。