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2007年1月21日〜22日・エンジン不調のため主治医(ABS)へ回航ログブック
艇長・耕一、クルー:通世、俊ちゃん、組長、ジャリ、いのうえ(天気男&女のメンバー)
昨年暮れの松飾りへ行った頃からエンジンの排水が少なく気になっていた。
峰さんとインペラ点検しようと試みたがもし復帰出来なかったら危ないのでHINANOホームドクター油壺ボートサービス(ABS)で行うことにする。
最近ちょくちょく破断するファンベルトも気になるところ、原因解明が必要。
そして1月21日 0730東京発「さざなみ3号」にて富浦へ。
HINANOのキャビンビルジが満タン!それも海水、ほぼ床板間際まで。
前回1月9日峰さんがこのトラブル発見し全ての床板はずし汲みだした後12日間でこの量、かなり深刻なるトラブル。
相変わらず エンジン冷却水排出もおかしく帆走でエンジンいたわりながら10:30出港。
曇り、風NNE3b/S、沖は少し白波あり。

応急処置したメインシートの
とり回し
フルセールでアビーム帆走始めた早々メインセール・トラベラーのアイが破断、
メインシートブロックが飛びブームがステイに当たる。
シートで応急処理スムーズに対処し再び帆走。
1120、NE9b/Sになってきたので慎重を期しジブセール縮帆。
針路270度で7〜9ノットで快走。

三崎港で機帆走にするが1200回転でエンジンいたわりながら無事ABS着。
本日のシェフ・いのうえ創作特製カレー&耕一作鏡餅開きぜんざい&ジャリ特製紫芋プリン食す、美味。
早速エンジンエンジニア、藤原さんと博くん点検の為乗艇。
1:ファンベルト破断の原因は予想通り発電機プーリーの芯ずれの可能性あり。
2:冷却水取り入れ口に異物が詰まっている可能性あり、インペラ破損も。
3:海水漏れは海水取り入れ口あたりが怪しいので床下各箇所をドライにし様子を見ることに。

峰さんへ報告したところ夕方来艇とのこと、通世、俊ちゃん帰宅。

取り外したインペラとその破片
インペラ取り外したところ見事に破損していた。
破片が二次冷却水のシステムへ入り込んでいる可能性あり。
修理は翌日にする。

夕方峰さん来艇、18:30早々に全員就寝!しかしさすがにコーチャンpm10:30起床。
耕一深夜キャビン清掃病始まる。

一時間おきビルジチャックしてみたところおおよその浸水箇所判明。
6時間に4リットル=一日16リットル=12日で約ドラム缶一杯、計算は合う。

そして翌22日、4時半峰さん起床、持参のウエスカット(たぶん今回の修理に大量にすると思われるので)
そして全員5時には起床(睡眠時間はたっぷり)
朝食を食べに峰さん見送りを兼ね食堂まで行くが本日休業。食材は釣りに興味を持ちだした「いのうえ」に任すが大丈夫かナー?
結局釣り人は釣り自体にはまってしまい残された我らはあり合わせの食材で済ます。
8時より藤原さんエンジン関係作業開始、市川君はメイントラベラー修理開始。

判明した海水漏れの箇所
ギャレーの流しの下

海水ポンプへのホース
ジョイント部分

破損していた
ジョイントコネクター(プラスチック製)
ブロンズ製に交換、
これで海水浸水騒ぎは解決

冷却水フィルター
コックを
開いてみてもほとんど
海水が取り入れられていない

以前呑みまくっていた頃から
集めていたワインやウイスキーの
コルク栓、今回これらが
威力発揮

サントリーウイスキーの
コルク栓に穴を空け
エアーコンプレッサー・ノズル先に
取り付けると吸水口の口径ピッタリ
詰まっていたゴミを吹き出す事が出来た

前回切れたファンベルト

取り外した発電機
どうもベルトの芯がずれているので
ファンベルトのサイドに変なストレスが
溜まるのかもしれない

発電機を取り外した後ろに
冷却水ポンプがあり
インペラもここに。
非常にアクセスしにくいが破損した
インペラの破片も回収出来た。
今回は何とか無事修理完了となりそうだがHINANOも10歳を超え色々トラブルが出てくると思われる。
でもまだまだ妙齢なお嬢さん!大切にしなきゃ!!
左の真ハゼは今回のおまけ(笑)

みんなに冷やかせられながらも本人は必死

ずいぶんと楽しんだ模様。詳細は左のお魚をクリックすると組長ブログへ
(別ウインドウで開きます)
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