1983年〜84年帰路のコース

物好きにも1984年のお正月は地名不明の砂漠の中で迎えました



当時現地でやっと手に入れた
ミシェランの地図 
No.153
アフリカ北部サハラ地区
アラブ版なのでアラブ文字と
フランス語で表記されている

2回のサハラ越えに使い
ボロボロに

この「サハラ紀行」の資料となった
メモ書き日記とルート書き込みの地図


1983年の往路のコースです

よく友達に訊かれます
「磁石を見て走るの?星や太陽を見て?」
今の時代ならGPSを使用したと思いますがこの時代では思いもよらないこと

ただ、ただ、人々が作った轍を追ったのです

そのお陰で様々な出会いがありました

轍(わだち)ルート、砂の海の航海はいつも「足元注意!」です。
暗くなる前に泊地を定めるのが肝要でした。
夜は星空天井の下で、ゆっくりとくつろぐのです。
星の隙間を捜すほど、凄い星明かりの夜もありました。
悪夢にうなされた夜もまた、ありました。



サテライト写真です