メープルの落ち葉の美しさは捨てがたく、いちまい、また一枚、と吟味して拾っているうちに
私のスケッチブックは落ち葉の押し葉でイッパイに!
子猫の手のひら大から、お面になりそうなでかいのまで、色もカタチもそれぞれ違って、みーんなステキ!!
落ち葉でおおわれた地面は宝の山のようでした。
住宅街の街路樹の間をリスたちが、落ち葉と追いかけっこするように駆け回っていました。
同じくトロントの住宅街、夜更けの街路灯の下にアライグマがひょっこり!
赤い色は元気をくれるといいますが、うれしいことイッパイの旅でした。
前庭で笑ってるでっかいハロウィンカボチャ、素朴なハロウィン人形。
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植物も動物もヒトも、めいっぱい秋を満喫してる感じ、甘い香りの中で。
メープル街道にはメープルシロップを売る小さなお店が点在していました。
いっしょに並んでる小物たちもシロップの香りにくるまれて、みんな可愛く見えました。
<メープルシロップの空き缶、すっかり錆びてしまったけれど捨てられません> |
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久しぶりに「大草原の小さな家」を引っ張り出してみました。どこかにメープルシロップのことが書かれてるはず・・・・。
それは第一作目「大きな森の小さな家」、の中にありました。
春のはじめ、雪が溶け出す頃、樹液は新芽をそだてるために根っこから枝の先まで駆けめぐるのです。
その甘い樹液をほんのちょっと頂くのです。大変な労働と手間をかけて・・・・。
百年前の北アメリカ、大自然と共にある開拓生活のおはなしを、また読み耽ってしまいました。
ゲージツ?の秋から食欲の秋へ、そして思いがけず読書の秋となりました。
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