12月19日(月) BAMAKO Grand Hotel |
朝一でツーリストオフィスへ撮影許可申請方法を訊きに行く。
許可用紙を買い、ポリスで証紙を購入し、それを貼ってポリスへ提出。
スムーズに事は運び、2時半に出来上がるとか。
マリの役人はどこでも本当に親切だ。
フランス語のわからない私たちの身になって、丁寧にゆっくりと、わかりやすく説明してくれる。
うれしい、メルシー。
寝袋丸洗いの結果に気をよくして「こうなったら全部洗ってしまおう!」ということになった。
残りのシュラフの砂埃を払い、またもや、洗濯。
後半のドライブはそんなに埃はないだろう。
水(お湯)がふんだんに使えて、お天気がいいと(カンカン照り)ついつい洗濯をしたくなるキャンピングカー暮らしの私たち。
例のスパゲテイ昼食のあと、ポリスで撮影許可証を入手。
お次はフランス大使館でニジェールのヴィザ申請だ!と勢い込んだが、4時半まで昼休みとか。
やれやれ、こちらもひと休み。
いっときして、ニジェールのヴィザ申請、、、、と思いきや、
「ここでは発給していない、コートジボアールのアビジャンへ行け」
「ナヌ!?ここから往復4500Kmもあるではないの!!」
無理だ、、、、。
しばし、ボーゼン、、、、。
色々考えてみるが、再び同じコースで「サハラ越え」をするしかないようだ、、、、ゾ−−−。
少しは砂ドライブにも慣れたし、大スコップも買ったし、二度目はすこーしは楽かも、と気休めを言い聞かせる。
それなら、まず必要なものはアルジェリアのヴィザだ。
大使館は明朝8時オープンということで、もう一度冷静に考える。
これは、四半世紀ほどさかのぼった旅の記録、、、、いや、記憶。
その当時の若いふたり、つまり私たちはなぜニジェール共和国のヴィザが必要だったのか?
おぼろな記憶をたどり、ボロボロになったアフリカの地図をあらためて広げてみた。
セロテープで縦横に補強されたミシェラン・アフリカ北東部の地図。
ナルホド、ニジェールの真ん中を赤い道路が力強く北上している。
なるべくなら楽をして舗装道路(赤で表示されている)で行こうという魂胆だったか?
他の国にも足を踏み入れてみようという、好奇心もあったのか?
だが、首都ニアメイまではガオからグ〜ンと南下、三角形の二辺を辿るカタチとなってずいぶん遠回りだ。
赤い道路も始まりと終わりあたりは点線マーク、はたして道があるのかもアヤシイもんだ。
やはり、やらねばなるまい、あの砂脱出作業を、、、、。
あれさえこなせば、ブル君さえタフなら、アルジェリアのヴィザさえ取れれば、すべてOKさ。
しかし、オソロシイことになったもんだ。
これは、マリ国を充分に味わって行け、ということだろう。
何べん考えても、結果はひとつ。
やるっきゃない!!同じコースの「サハラ越え」
夕食は昨夜の残り物、羊のダイナミック焼きに、パン、サラダ、ワイン。
さっぱりときれいになったシュラフも、この先どうなることやら、、、、。
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12月20日(火) BAMAKO Grand Hotel
アルジェリア大使館へ。
途中交通取締りポリスに捕まるオマケ付き。
実は、日曜日の夕方にも捕まったのだ。
両方とも意味不明、外国人旅行者から少し巻き上げるつもりだったのかな?
マリの役人は偉い!と思ったけれど。
フランス語が解らないと、逃げ切った。「サバー!」
大使館では、なぜ日本でヴィザを取得してこなかったのか?と訊ねられビクッとした。
英語のわかる係官だったので何とか説明し、小言を言われながらも午後には発給OKとなる。
街を散歩。
背景はフランス統治下当時の建物 |
建物はほとんどが、このような二階建て
このあたりで葡萄はかなり珍しい、丁寧に並べている |
道端の母ちゃん食堂「お袋の味」 |
ローズマーケット周辺は何度行っても面白い。
ドイツのウドさんへ木琴(バラフォン)購入。
喜ぶ顔が目に浮かぶ。 |
コーチャンの大好きな金物屋 |
頭上マーケット、商品は布類 |
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露店の仕立屋さん、ずらり |
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途中で日本人カップルに出会う。
パリから飛行機で来たとか。
マリはネパールのようだと、感想意見一致。
また、トンブクトウーで再会するだろう。
夜、コーチャンは領収書整理。
私は少し風邪気味の中、手紙書きの続き。
予定がかなり変わったので、大々手紙は無事にあの固い地平線道路へ出てから書こう。 |
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12月21日(水) BAMAKO Grand Hotel |
バマコ最後の日だ。
生鮮食品やビールなど仕入れ、新たな旅立ちに備える。
日中はメインストリートにある行きつけのバーで通りを眺めながら過ごした。 |
赤ん坊と母親はいつも一体化しているように見える |
at BAMAKO V
マリ共和国 |
at BAMAKO X
マリ共和国 |
at BAMAKO [
マリ共和国 |
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ブル君の準備。
タイヤ交換、、、、と思ったら、部品が合わなかったのでバザールへ駆けつける。
車、整備よし!
車内清掃よし!
物資の入れ直しよし!
最後の夜はホテルのレストランでマリ料理。
味よし!
氷よし!
さい先もよし!と自らを鼓舞。 |
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